ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは、腰に負荷がかかった時に激痛が走る症状のことを言います。椎間板ヘルニアなどと混合して考える方がいますが、ぎっくり腰とは違うものです。
症状としては、腰の骨が抜けたような状態となり、激痛と同時に力が入らなくなります。人によっては立つことができなくなるほどの症状を引き起こすので、注意しましょう。
症状や腰痛との違いなど
椎間板ヘルニアの場合は、どちらかというと腰痛に近いものとなっており、腰痛とぎっくり腰は原因と症状が種類によって異なります。それぞれ腰が痛いのは同じですが、ぎっくり腰の場合は急性腰痛症と慢性腰痛症があり、それぞれ症状が若干異なります。
ぎっくり腰の原因
原因としては、負担をかけすぎることなどが考えられ、慢性的なものも急性的なものも、腰に対する筋肉の疲労などが原因となっています。
一度ぎっくり腰になると、最低数日間は安静にしておくことが必要となるので、仕事や学校なども行けない状態となります。十分注意しておかないといけないので、くれぐれも腰への負担はかけないようにしましょう。
一般的に若い時はなりにくいのですが、年齢を重ねてくると筋肉も弱ってきて、ぎっくり腰になりやすいです。日常生活などでも注意しておきましょう。
ぎっくり腰のメカニズム|痛みの原因は?
ぎっくり腰になってしまうメカニズムや原因を知ることは、とても重要なことです。この手の症状に対する対しては、予防が一番の対処方法とも言えます。
ぎっくり腰になるメカニズムとしては、強い腰への負荷が原因となっています。また、不意の動作によって腰への負担が急激に大きくなり、そのままぎっくり腰になってしまうことも多いです。
それと、現代人の場合は長時間座っていることによって、腰の筋肉が疲れていると、ぎっくり腰を引き起こしやすくなるので注意が必要です。デスクワークが多いサラリーマンやOLの方などは特に気をつけましょう。
腰の筋肉と骨に不可がかかるため、痛みを生じることも多いのです。場合によっては、そこから圧迫骨折をしてしまうケースもあるので、腰への負担はなるべくかけないようにしましょう。どうしても腰への負担がかかってしまう方は、定期的に姿勢を変えたり、ストレッチしたりすることが重要となります。こまめに筋肉をケアしてあげると良いでしょう。
それと、座っているだけではなく、立っている時にもぎっくり腰になることがあります。近年は骨粗しょう症の方も多く、骨が脆い方も多くなっています。それと、運動不足によって筋肉が低下している人も多いです。そういう方は要注意と言えます。